弊社の理念は「ミッションに従う」です。今のミッションは「すべての顧客に安価で便利なITを」です。
今の経営環境は生産性という言葉が重要になっています。私は生産性を営業利益と定義しています。
可能な限り少ない時間で大きなパフォーマンスを出して生産性を上げ、付加価値創造に使う時間を増やすことまで掘り下げて考えます。私は付加価値を原価と販売価格の差、すなわち粗利益と定義しています。
私は経営は大きく、「お金」、「価値」、「時間」でのバランスで構成されると考えています。この3つは相互密接に影響を与えます。
「お金」
お金が尽きれば会社は潰れます。その意味で重要ですが、他にもあります。お金は時間を生み出し、価値を創造する。すなわち投資やコストは使ったお金以上のリターンがあるものでなければいけません。
「価値」
粗利益に繋がります。お金を正しく使い、正しく作った価値は会社に普遍の収益性をもたらし、永続性に繋がります。経営で最も重要な「信用」は最も重要な価値となります。
「時間」
時間もお金と同様です。資本主義である以上、お金で時間を買うことは重要です。得意分野に特化するために不得意分野にお金を使ったり、価値創造に使ったり、さらなるお金に変えるための思考のために時間を作ることは重要です。
ここで弊社の強みは責任と信頼と情報の3つと考えています。もちろん専門性は前提としてです。
上記のような理念をしっかりお客様に伝えられる環境を作るために創業当初からこの3つを強く意識してきました。そして弊社はお客様がどう思うかをいつも考えるよう価値観を共有しています。
お客様が士業に期待すること、それは圧倒的な責任感ではないでしょうか。私ならそう思います。間違えないという点は最重要ですが、人間なのでどれだけ統制を入れてもミスは起こります。その時、絶対に嘘を言わずにまずしっかり謝ること、これを徹底しています。
加えて中立性も重要視しており、弊社は税務業務とコンサル業務以外の報酬は一切いただかない方針です。顧問料をいただくならば中立な意見は必須です。何かの利害を混在させないよう、またはそのような印象を与えないよう客観的にも中立性を維持し、信頼関係に繋がるようにしています。
最後になりますが、士業は相談者として何でも知っている必要があると確信しています。お客様の相談に対し、税務以外は何も話ができないのはお客様の期待と異なると思っているからです。そのため弊社では情報収集に比較的多くの資金を使っております。